「木が宝石になる」と聞いて、信じられますか？

私も最初は「ありえない！」と思いました。
だって、木は木なのですから。
それが宝石に？どうやって？

でも、この話は本当でした。
その世界は、確かに実在しているのです。

目の前にある不思議な光景

私はその場所へ行き、この目で見てきました。

地面には、大木が横たわっているように見えました。

あちこちに、倒れた大きな木があって、
それが折れたり割れたりして、
丸太のようになって、
ゴロゴロと転がっていました。

どう見ても、木にしか見えないのに、
近づいていって年輪のところを見ると…

本当に宝石になっていたのです。

アメジストの紫色、
オパールの優しい輝き、
シトリンの温かな色合い…

木の皮さえも、硬い宝石へと変容を遂げていました。

これを研磨すると、さらに色鮮やかに輝いて宝石となり、
それが色々な製品に加工されているそうです。

静かに訪れた気づき

その光景を目にして、私の中で、何かが変わりました。

今まで「常識」という枠組みの中で生きてきた私。

「すべてが可能」で「すべては自分が引き寄せたもの」
なんて言われても、

「そんなことないよ～」
「不可能なことって、絶対あるし」
「引き寄せたくないものを自分で引き寄せるわけないし…」

そう思っていました。

でも、目の前で宝石になった木を見たとき、
今までの考えは、「常識」という名の
枠組みの中で、判断していたものであり、

まだまだ世界には、私たちには全く
想像もできないような、とんでもなく不思議な現象が
あるのではないか、、、という思いになりました。

「信じられないけど、本当なんだ…」
「木なのに、木じゃない…」

帰宅してからも、その光景が何度も頭に浮かんできました。

「想像できない世界って、あるんだ」

「この世界って、もしかして私が想像しているものとは
違うものなのかもしれない」

そんな思いが、頭の中をぐるぐる回っていました。

太古からのメッセージ

この「木から宝石への変化」は、
ペトリファイド（珪化木・けいかぼく）という化石なのです。

けれども、私たちがイメージする化石のような、
土のようなもの、THE化石、というものとは全く違います。

２億２５００年～２億５０００年前、
人類が誕生する遥か前、
地球上に、最初の恐竜たちが地球に姿を現し始めた頃、

その時代に、正真正銘の【木】として、
この世界に存在していた樹木が、
一瞬で土砂に埋もれたりして、

一定の条件下の中で、長い年月をかけて、
土の中や、川の中で、転がり、磨かれて、
全く違うものに変わった天然石（宝石）なのです。

太古の木々が、時を超えて、
私たちに伝えてくれる揺るぎない真実。

「すべては可能！」

「この世界には、魔法が存在する」

絵本のような出会い

その後、アメリカのある会社の製品に出会いました。

“愛する人の為に”というモットーを持つ、
バジャーという会社のリップクリーム。

今はデザインが変更になってしまいましたが、
当時は、そのリップクリームに、
バジャーという野生動物アナグマの絵が描かれていて、

そのバジャーが、魔法使いの杖を使って、
可愛くシャーーっと、世界に虹色の魔法をかけていたんです。

その絵を見たとき、

「大地に魔法をかけたら木が宝石になった！！」という、
あの光景が自然と浮かんできて、思わず微笑んでしまいました。

それ以来、日常生活の中で、
「これは無理かな…」「難しいな…」と
思うようなことが出てきた時には、

「すべては可能！」と、
あの不思議な光景を思い出すようにしています。

魔法の森への招待

もしアメリカに来る機会があるならば、
アリゾナ州の国立公園、「化石の森」にぜひ足を運んでみてください。

特に「クリスタルの森」という1.2kmのハイキングコースは、
まさに「魔法の世界」そのものです。

その名のとおり、原石がゴロゴロころがっている
リアル宝石の世界。

「レインボー（虹）の森」もあります。

２億２５００年以上も前に、
生きた「木」として、大地にそびえ立っていた、
その時の姿を想像するだけで、感動して胸が熱くなります。

“太古の昔と現在が交差する”世界。

この不思議な世界を体験できる方は、
ぜひ訪れてみてください。

魔法のように宝石へと変容を遂げた姿に、
きっとあなたも、心を奪われると思います。

あなたの人生は、無限大の可能性を持っている

日常生活の中で、「これは無理」「不可能だ」と
思うことがあったとき、どうかこの話を思い出してください。

木が宝石になったように、あなたの人生にも、
想像を超えた出来事がきっと起こります。

「すべては可能」
この言葉を、心から信じられる日が、
必ずやってくるはずです。

そう、まるで魔法のように。